同族会社の社長が土地を所有しており、当該同族会社が建物を建てる目的でその土地を貸し付けたときは、権利金の授受の有無やその金額によっては税務上問題となることがあります。同族会社同士の取引の場合も含めて解説いたします。
他人の土地に建物を建てたとき【個人が借地人の場合】
個人が他者の所有する土地を賃借して建物を建てる場合は、借地権について検討する必要があります。また、無償で土地を利用する場合と賃借料等を支払う場合とでは課税関係が異なります。
経営セーフティ共済の会計税務処理【税制改正による制限に注意】
経営セーフティ共済の掛金は納付時に必要経費又は損金に算入され、かつ一定期間納付すれば全額返金されることから節税の手法としても用いられますが、税制改正により制限が加えられることになりました。経理処理方法も含めて解説いたします。
ホームページ作成費用の取扱い【ソフトウェア計上に注意】
ホームページの作成に関する費用は、広告宣伝費として費用処理するケースが多いかと思われますが、複雑なプログラミング等の高度な機能を有する場合は資産計上しなければなりません。また、会計と税務の取り扱いの違いにも気を付ける必要があります。
令和5年3月期の賃上げ促進税制の取扱い【継続雇用者判定など】
令和5年(2023年)3月期における賃上げに係る税額控除制度ですが、大企業の場合、適用要件において継続雇用者の概念が復活しております。一方で上乗せ分も含めた控除割合は、中小企業とともに従前よりも増加しております。
中古建物購入に係る経理処理【不動産所得計算を含む】
不動産投資などで中古の建物を購入した場合、建物本体の他にも諸経費や清算金等が発生します。今回はこれらの経理処理方法をご紹介いたします。その他に土地も併せて取得した場合や不動産所得に係る税務上の留意点にも触れたいと思います。